東大教授で翻訳家の柴田元幸さんの初短編小説集。しゃれたハードカヴァーで1050円とお買い得です。
エッセイかなと読み進めるうちに、現実と虚構、現在と過去がほんのりといりまじる掌編ぞろい。
同姓の四人によって結成された長寿バンド「四人の林」っていうのは現実世界の「四人囃子」のことだよね。ちょっと前に山下達郎がFMで「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」をかけていたのを聴いて懐かしかった。それにしても柴田先生、なぜメルツバウ、ノイズミュージックの秋田昌美なんかを聞いているのか。イメージがあわない・・・
短篇集 バレンタイン | |
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