ベトナム戦争神経症/チャールズ・R・フィグレー

 戦争神経症関連書籍の古典。この本によればベトナム戦争における兵士の精神疾患発生率は他の戦争に比べて低いとのこと。現代から見直してみるとどうなのだろう。

  • p.104 カブラー・ロス → キュブラー・ロス
  • p.144 クルト・ヴォネガット → カート・ヴォネガット 大戦中、ドイツの捕虜としてドレスデン大空襲を体験したヴォネガットがドイツ語表記されるという皮肉。
  • p.154 カントリー・ジョー・マクドナルトとそのロック・グループ → カントリー・ジョー&ザ・フィッシュ
  • p.160 人間は加害者にも被害者にもなるべきでないとカミユはいったが(1646) → 1946
  • p.236 ディルクハイム → デュルケーム 「自殺論」の社会学者。「分析的グループセラピー」でも「ダークハイム」になってたな。 

ベトナム戦争神経症―復員米兵のストレスの研究 (1984年)
ベトナム戦争神経症―復員米兵のストレスの研究 (1984年)辰沼 利彦

岩崎学術出版社 1984-09
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