しつけと体罰/森田ゆり

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内容(「MARC」データベースより)
しつけと体罰の違いは何なのか? 体罰がどんな害を子どもにもたらすのか、なぜ体罰は効果的なしつけではないのか、そもそも、しつけとは何なのかをわかりやすく説明する。「子どもとの良い関係をつくる十の方法」等を提案。


目次
第1章 しつけの意味
第2章 体罰の六つの問題性
第3章 母性神話の重圧
第4章 子どもとの良い関係をつくる十の方法
第5章 体罰に代わる十のしつけの方法
第6章 体罰と戦争
第7章 子育ての迷い、こんなときどうしたらいい?

 体罰せずにいかに子どもと関わるかについて平易な言葉で書かれています。
 ウィニコットの good enough mother を「ほぼよい母親」と訳すのはほとんど誤訳に近いと思います。母親の立場からすると、怒りすぎだとか、甘やかしすぎだとか自分のことを「ほぼよい」などとはなかなか思えないからです。この本では「まあまあの母親」と訳されていて、すごく納得しました。
しつけと体罰―子どもの内なる力を育てる道すじ
しつけと体罰―子どもの内なる力を育てる道すじ森田 ゆり

童話館出版 2003-04
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