ざっと読みました。「性被害」とタグをつけ、邦訳タイトルもそういう本を思わせますが、力点はそこよりもむしろ波瀾万丈の人生を描くことにおかれているようです。ただ二冊を一冊に圧縮して訳出しているので、著者のサクセス・ストーリーの部分は割愛されちゃってます。
エレンディラじゃないけど14歳で祖母からペドフィリアの弁護士に売られ、16歳で精神病院に入院。一八歳でクメール・ルージュがプノンペンを制圧直前に脱出、19歳で老人の愛人となり、日本で売春婦となる。21歳で組合闘争。きょうだい7人のうち2人は自殺。不動産業で成功して、40歳で自分をレイプした弁護士を訴え勝訴。
倒錯者のペットにされて | |
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