日本売春史―遊行女婦からソープランドまで/小谷野敦
小説もいいですが、やっぱり猫猫先生にはこういう批評を書いていただきたいです。
「江戸幻想批判」の続編という感じで、一部で美化される近代の売春の否定的側面と、現代の売春との連続性を強調しています。
ユング心理学にも、「聖娼」として売春の美化をする考え方もあるようですが、そこら辺も批判されてますね。
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