サブカル的転生譚への興味 「異端カタリ派と転生/原田武」

 ネオプラトニズムの末裔、ブルガリアの異端ボゴミル派を祖先に持つ現世否定の二元論、造物主=デミウルゴスは汚れた神であるが故、生殖否定、一部には自殺奨励までの現世否定、超カルトで国内なのに十字軍送られて殲滅させられた異端カタリ派


 タイトルにある「転生」とはカタリ派が動物への転生を信じる故に絶対的不殺生主義を取るということなんだけど、その中には現代に生まれ変わったカタリ派のエピソードもあった。ほんのちょっとふれられているだけだけど、UFO目撃譚、雑誌「ムー」的転生譚とのサブカルつながりで興味深いです。


 カタリ派に興味ひかれた人は是非笠井潔の「アポカリプス殺人事件」もチェック。そういえば先日エッセイを読んだ木田元先生も誉めてました。


 グノーシスとかそこらへんもうちょっと勉強しておきたい。


異端カタリ派と転生

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