患者さんからのフィードバックのあり方 「覆いをとること・つくること―「わたし」の治療報告と「その後」/北山修」

 かつて北山先生が精神分析学会等で発表した事例のその後。
 ただ、どうせフィードバックもらうなら自らの理論、実践の正しさの証明という文脈より、精神分析実践がクライアントの目にどううつっていたかというところにもっと力点を置いてもよかったのではと思う。

覆いをとること・つくること―「わたし」の治療報告と「その後」
覆いをとること・つくること―「わたし」の治療報告と「その後」
岩崎学術出版社 2009-12
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