「セーヌ左岸の恋」

セーヌ左岸の恋/エド・ヴァン・デル エルスケン

 1950年代のパリの若者たちのモノクロームの写真と一人称の語り。ゴダールの白黒映画に出てくる人物みたいでかっこいい。とくに「俺」があこがれる女、アンことヴァリ・マイアーズがファム・ファタールっぽくって痺れる。
 文末にある「写真に添えられた文章は架空のものであり、実在するいかなる人物とも関係しない」という文章も素敵。


 画像検索すると日本版に載っていない写真がヒットする。ひょっとして日本版はいくつか落としている写真があるのかな、と思ったけどデビュー作の「完全復刻版」って書いてあった。

セーヌ左岸の恋
セーヌ左岸の恋エド・ヴァン・デル エルスケン Ed van der Elsken

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Wed, Nov 21

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