「赤目姫の潮解」/「アンティーク絵はがきの誘惑」/「食べておいしい、使ってたのしいかわいい缶の本」/「吾々は猫である」

赤目姫の潮解/森博嗣

 思弁小説 Speculative Fiction っていう形容がぴったり。融合・分離する人格、連想によって変容する時間と空間。ハーラン・エリスンとかスタージョンの「人間以上」を連想した。

赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE
赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE森 博嗣

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アンティーク絵はがきの誘惑/山田俊幸

 明治・大正期のアールデコ風の絵画はほんとに面白い。竹久夢二東郷青児中原淳一など現代でも人気の作家と、忘れ去られた作家たち。だが、忘れ去られほとんど情報が残っていない作家の中にもとても面白いものがある。

アンティーク絵はがきの誘惑 (産経新聞社の本)
アンティーク絵はがきの誘惑 (産経新聞社の本)山田俊幸

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吾々は猫である (日経プレミアシリーズ 3)飯窪 敏彦

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2013年10月12日のつぶやき