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こういう文章をいかに自慢と説教ぬきに書けるかに臨床的センスというものは現れるね。一丸先生の祖父が催眠をやっていて、雑誌「変態心理」の中村古峡や千里眼研究の福来友吉と交流があったとか、理学部学生だった乾先生がどんなふうに臨床家となったかとか、おもしろい話もいろいろ載っています。
内容(「BOOK」データベースより)
「心の専門家」が、自分自身の心をどのように解き明かしてくれているのか、ベテランカウンセラーたちの感動的な心の軌跡。内容(「MARC」データベースより)
ベテランカウンセラーたちは、なぜカウンセラーになったのか。精神分析派、ユング派、ロジャース派など多岐に渡る分野の「心の専門家」が自分自身の心を解き明かす、その感動的な心の軌跡を収録する。
目次
一本の大きな樫の木 一丸藤太郎
私は、なぜカウンセラ−になったのか 伊藤良子
失意、癒し、そして昇華 乾 吉佑
偶然だから必然なのか 氏原 寛
どうして精神療法家になったのか 岡野憲一郎
「もう少し学びたい」気持ちが旅のはじまり 加藤志ほ子
私はどうして心を扱う医者になったのか 北山 修
気がつけばカウンセラー 倉戸ヨシヤ
どうして私はカウンセラーになったのか 桑原知子
裁くより捌ける人になりたくて 佐藤紀子
石橋と「砂鬼」と紫苑の記憶 菅佐和子
臨床心理士の任務 滝口俊子
関係のなかで海流や風向きを読みとる 田畑治
セラピストになりにくかった私 馬場禮子
カウンセラーとしての半生を振り返って 東山紘久
大いなる、そして細やかな自己回帰を巡って 増井武士
内心の声に導かれて 三木善彦
自分自身になっていく旅 村山正治
緑の椅子 メダーズY・信子
私はどうしてサイコセラピストになったか 山中康裕
- p.14 中村古狭→古峡
私はなぜカウンセラーになったのか | |
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