身体と言語 「覚醒する心体―こころの自然/からだの自然/濱野清志」

 自分はブログ見てもらっても想像がつくかと思いますが、身体的なものって苦手なんですよね。とはいっても言葉の人かと言われるとそこまで文才がないので、まあ強いて言えば短く技巧的な言葉遊びの回文系ということになるのでしょうが。
 気功を中心とした身体と臨床の関連についての京都文教大学の濱野先生の著書。
 ちょっと超能力的な気功の仲間の体験談とか、ユング派に絡めた身体論、気に関する論考が納められています。


 主題とはあんまり関係ないのですが、「心理臨床」くらいはまだ許せるのですが、この本にある「心理臨床面接」って表現はかなり抵抗があります。
 「心理臨床」が日本臨床心理学会を追い出されたという事実を否認した上で、「心理」の優位を打ち出すためにまさに観念を倒立させてできた朱子学的な概念だと思っているからでしょうね。

覚醒する心体―こころの自然/からだの自然
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