光市母子殺害事件 野田正彰氏のコメント

 弁護側の証人に精神病理学者が立ったという記事を読んだので検索してみました。関西学院大学の野田正彰教授ですね。麻原彰晃被告の精神鑑定など有名裁判にはいろいろ関わってらっしゃるようです。加害者の「死刑になってあの世にいったら自分が被害者の夫になる」というコメントの引用は、それほど幼いということなのでしょうか。記事からだけでは詳細は不明です。
 「とくダネ」ではもう少し詳しくやってました。精神的に未熟だから刑事責任を問うのが鑑定結果のようです。野田氏というとこういう人間の精神的未熟さを断罪し、糾弾してきたというイメージがあったのですが、少年犯罪に関してはちょっと違うようですね。事件は元少年の「空想の世界」・・・。性犯罪にファンタジーはつきものとは思いますが・・・。もう少し調べてみる必要がありそうです。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2007072600649

 野田氏が「精神病理学者」というのはやや違和感があったのですが、これは本のタイトルをみたら自認されてるようですね。

国家に病む人びと―精神病理学者が見た北朝鮮、バルト、ガリシアほか
国家に病む人びと―精神病理学者が見た北朝鮮、バルト、ガリシアほか野田 正彰

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