著者は京大の言語学の先生。図書館で30分くらいで読みました。
まあ、ようは鵜呑みにせず、批判的に読めということ。あたりまえといえば当たり前。「本を読む本」と「アメリカ式読書術」の日本版という位置づけのようです。ちょっと古い世代の読書論という感じがしました。
本は迷ったらまず値段を見ずに買えというあたり、実践するとすぐ破産しそうで古き良き研究者気質を思わせますね。そんなの実践できる人はごく少数です。むしろ「年収200万円台のサバイバル読書術」なんてのが必要なのかもしれません。
大事なのはコンテンツですらなく、コンテンツによって鍛えられるおのれの視点のあり方なんだろうと思います。
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