フランス文学や翻訳についてのエッセイ。著者の翻訳への愛には学ぶところ多し。あのスタンダール問題にはちょっと引っかかるけど。
意識的に野崎先生の文章に接したのはカミュの『よそもの』の本でしたが、翻訳ではトゥーサンやギベールのやつでもっと前に拝読していたのでした。
マンガ家の黒田硫黄が一橋大学で野崎先生の映画ゼミに出ていたというのは、この本を読んで初めて知りました。
われわれはみな外国人である―翻訳文学という日本文学 (五柳叢書) | |
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