ルノーくんを襲った残酷な運命「子どもを食べる大きな木の話―ショヴォー氏とルノー君のお話集〈2〉/レオポルド・ショヴォー」

 普仏戦争の頃に生まれた医者であった著者が息子のルノーくんに語ったちょっとグロテスク、かなり不条理な童話集。『トラウマ児童文学館』に奇想童話として紹介されていたので読んでみましたが、トラウマになるのはルノーくんのその後。ルノーくんの弟のオリヴィエ氏のインタビューが巻末に出てますが、それによればルノーくんは・・・。可哀想すぎます。

子どもを食べる大きな木の話―ショヴォー氏とルノー君のお話集〈2〉 (福音館文庫)
子どもを食べる大きな木の話―ショヴォー氏とルノー君のお話集〈2〉 (福音館文庫)L´eopold Chauveau

福音館書店 2003-02
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