8月の読書メーター
読んだ本の数:77冊
読んだページ数:16844ページ
遅読のすすめ
書評家、「狐」氏の本名名義の読書論。同じ本を読んでいても読み手によって見えているものは全く違うこともある。北村薫の文学論を読んでいて昔そう思ったことがあった。この本を読んでてそれを思い出していたら、狐氏も「作家の北村薫はもしかすると、遅読のひとである。」って書いていてやっぱりそうかと思った。本書であげられている北村薫遅読者の根拠は、北村薫が高野文子の「るきさん」でるきさんが電車の中で呼んでいるカバーは「飯田橋の文鳥堂のもの」と指摘するあたり。
読了日:08月31日 著者:山村 修
高野山―その歴史と文化 (法蔵選書 27)
文字情報過多なのがしんどいところ。ぱらぱらと読む。
読了日:08月31日 著者:松長 有慶
壁抜け男の謎
犯人あて、SF、ホラー、エロティシズムまで多彩な短編集。
読了日:08月31日 著者:有栖川 有栖
古本病のかかり方
こういう人に比べたら自分はまだまだ軽症。古本屋巡りの楽しみと珍本との出会い。
読了日:08月30日 著者:岡崎 武志
非行臨床の実践
藤岡淳子先生の「少年刑務所における薬物乱用者の集団心理療法」が参考になった。
読了日:08月30日 著者:生島 浩,村松 励
発達障害と大学進学―子どもたちの進学の夢をかなえる親のためのガイド
日本の障害を持った大学生はシステムが整わなくて可哀想。アメリカはアスペルガー症候群の人を専門にしたコースまである。ただし学費は年間500万円とか。
読了日:08月29日 著者:アン・パーマー
仕事ができる人はなぜレッツノートを使っているのか?
仕事ができるかどうかはよくわからないがぼくもレッツノートを使っている。他人の使いこなし方を読むのはそう悪くない。ヴィスタ使おうとは思わないけど。
読了日:08月29日 著者:山田 祥平
死んでしまったぼくの見た夢
「ずいぶんと幼い頃から、14歳で死のうと思っていました。理由はありません」 死の国の植物園行きバスにあなたも乗ってみる?
読了日:08月29日 著者:西岡兄妹
萌えで読みとく名作文学案内
少女への「萌え」を中心に名作のあらすじを紹介し、つっこみを入れる。だけどいまひとつ面白くなかった。少女イラストが見所でしょうか。
読了日:08月29日 著者:牧野 武文
さあ横になって食べよう―忘れられた生活様式 (SD選書)
写真多数の週間の文化史。寝ながらの最後の晩餐。奇妙なトイレ、寝室、風呂場。
読了日:08月29日 著者:バーナード ルドフスキー,多田 道太郎
気晴らしの発見
ストレスからややうつ気味になってしまった狐氏の気晴らし遍歴。
読了日:08月29日 著者:山村 修
世界史の誕生 (ちくま文庫)
しびれた。歴史は文化であり、その文化を持ったのは地中海世界と中国文明しかなく、前者はヨーロッパ世界と非予ヨーロッパ世界の善悪の対立の末、善が勝利するという基底的な物語を持ち、それはペルシア戦争の昔から、湾岸戦争、アフガニスタン戦争、イラク戦争を通じて現在まで継続し、中国においては現政権がいかに正当なものかが、多くは過去の歴史の捏造を含めて物語られる。そのような異質な二つの物語を強制的に接合させたのがモンゴル帝国であり、モンゴル帝国の前に世界史は存在しない。巻末の言葉もかっこよすぎ。「こうした単一の世界史の
読了日:08月28日 著者:岡田 英弘
明解物語
ウィキペディアの時代、時間のかかる辞書編纂って過去のものになりつつあるけど、その作業量を考えればそこにさまざまな人間の軋轢が生まれるのが自然。新明解と三省堂国語辞典という三省堂の二系列の国語辞典を巡るふたりの国文学者、見坊豪紀、山田忠雄の物語。
読了日:08月28日 著者:柴田 武
行動するうつへ―自助努力とうつ社会のサバイバル法
躁うつとうつはちょっとわけた方がいいんじゃないか。蟻塚先生とは話があうことでしょう。
読了日:08月28日 著者:上野 玲
のだめカンタービレ #22 (講談社コミックスキス)
のだめプロデビュー。
読了日:08月27日 著者:二ノ宮 知子
のだめカンタービレ #21 (21) (講談社コミックスキス)
のだめプロポーズ。
読了日:08月27日 著者:二ノ宮 知子
巡礼高野山 (とんぼの本)
新版が出てるようですね。写真がたっぷり。奥の院のちゃんとした墓地マップがあるといいのに。
読了日:08月27日 著者:永坂 嘉光,川又 一英,日野西 真定
自閉症スペクトラム生き方ガイド
障害者が自分の状況を積極的に開示し、自分にとって生きやすい環境をつくっていくというアドボカシー関連本。日本はまだまだ遅れてる。
読了日:08月27日 著者:スティーブン・M. ショア
False Self: The Life of Masud Khan
精神分析の第二世代のアンファン・テリブル、ウィニコットの「息子」にして、世界的バレリーナを妻とした旧インドからやってきた「プリンス」がアルコールに溺れ、精神分析の世界を追放されるまでをまるでマジックリアリズムの世界のように描く伝記。
読了日:08月26日 著者:Linda Hopkins
禁煙の愉しみ
健康のためでなく、自分リニューアルのための禁煙入門。南方熊楠と西田幾多郎の禁煙日記の話は面白かった。でも狐さん、この本を出して10年もしないうちに肺癌で亡くなるなんて。
読了日:08月26日 著者:山村 修
サイコブレイカー
映画のシナリオならいいんだろうけど、文字情報だけだと破綻しすぎでちょっとしんどい。催眠ってテーマも個人的に萎える。
読了日:08月26日 著者:セバスチャン・フィツェック
高野山金剛峰寺 (日本の寺院シリーズ) (1972年)
政治的弾圧、天災、血を血で洗う内部抗争など紆余曲折の高野山の歴史。
読了日:08月26日 著者:堀田 真快
飛行の古代史 (Documenta Historiae Naturalium)
イカロス、中国神話で五帝の舜がパラシュートで空を飛んだ話、魔術的飛行術、伝書鳩、凧などなど、飛行するものを巡る歴史探索。
読了日:08月25日 著者:ベルトルト ラウファー
高野山のすべて―弘法大師御入定千百五十年記念
高野山予習中。
読了日:08月22日 著者:
書評家“狐”の読書遺産 (文春新書)
「遺産」なのが残念。二冊の本を取り上げその対照の妙を味わえる。驚くべきは後書きの中野翠の追悼文。明治期の「負け組」文学にシンパシーを感じる中野は実は曾祖母が佐幕派の家系で波瀾万丈の人生を送ったことを知る。そしてある日<狐>氏から手紙が届く・・・。本がたぐり寄せる偶然奇縁の妙。
読了日:08月22日 著者:山村 修
世界遺産 吉野・高野・熊野をゆく 霊場と参詣の道 (朝日選書)
高野山についてちょっと予習。
読了日:08月22日 著者:小山 靖憲
今日のうつ病治療
20年ほど前、SSRI以前のうつ病治療論。大野裕先生がもう認知療法のことを書いている。軽症うつ病なんてことは40年前からすでに言われている。断眠療法なんて初めて知った。
読了日:08月21日 著者:
ウィキペディア革命―そこで何が起きているのか?
革命というタイトルだけど中身はどっちかというとネガティブ。ウィキペディア以前は学生は批判的にテクストを読んでいたなんて幻想は捨てたらどうなの?
読了日:08月20日 著者:ピエール アスリーヌ,フロランス オクリ,ベアトリス ロマン=アマ,デルフィーヌ スーラ,ピエール グルデン
SSTウォーミングアップ活動集―精神障害者のリハビリテーションのために
英語の本では集団療法とまで限定しなくても一般のグループ・アクティビティ向けの本がたくさん出ているのですが、日本語ではやっぱり少ないですね。この本にはソーシャルスキルトレーニングの60のウォーミングアップが載っています。
読了日:08月20日 著者:前田 ケイ
子どもを食べる大きな木の話―ショヴォー氏とルノー君のお話集〈2〉 (福音館文庫)
普仏戦争の頃に生まれた医者であった著者が息子のルノーくんに語ったちょっとグロテスク、かなり不条理な童話集。『トラウマ児童文学館』に奇想童話として紹介されていたので読んでみましたが、トラウマになるのはルノーくんのその後。ルノーくんの弟のオリヴィエ氏のインタビューが巻末に出てますが、それによればルノーくんは・・・。可哀想すぎます。
読了日:08月20日 著者:レオポルド ショヴォー
BとIとRとD
□ちゃんが可愛い。狼の口になった□ちゃんの絵がいちばん好き。
読了日:08月20日 著者:酒井 駒子
カルト教団 太陽寺院事件
1994年、スイス・カナダで集団自殺したカルト教団のドキュメンタリ。教団のナンバー2はホメオパシーを専門とする医師。フランスではホメオパシーは大学で教えられていて、実施するには医師の資格が必要とのこと。
読了日:08月19日 著者:辻 由美
もっと、狐の書評 (ちくま文庫)
三冊の書評集からのベストセレクション+α、もちろんお目当てはαの部分で、インタビューに答える姿から全集を一巻から読み始める著者の姿がほの見える。作者近影も確かに狐に見えてくる。
読了日:08月19日 著者:山村 修
精神療法の条件
下坂先生が開業されて、徐々に家族療法的視点を取り入れていく過渡期の論文集。
読了日:08月19日 著者:下坂 幸三
無限の網―草間弥生自伝
草間さんの熱い芸術への想いがつまった自伝。長野の旧家に生まれ、自由なアメリカに憧れジョージア・オキーフに手紙を書き交流が生まれる。
読了日:08月19日 著者:草間 弥生
発達障害といじめ―“いじめに立ち向かう”10の解決策
いじめの対象になりやすいアスペルガー症候群の子どもたちへのいじめ防止のプログラム。
読了日:08月19日 著者:キャロル グレイ
今日の精神科漢方治療
向精神薬の薬理も深いけど、精神科の漢方治療も底なしですね。何となく雰囲気を感じておく。
読了日:08月18日 著者:
そのぬくもりはきえない
ずっとリーディングリストにいれたままだったことを後悔した。水族館と老犬とピアノとお母さん。作者の他作品もフォローしよう。
読了日:08月18日 著者:岩瀬 成子
野蛮な図書目録―匿名書評の秘かな愉しみ
狐氏と筒井康隆の間に「虚構船団」を巡ってこんなやりとりがあったってのは知らなかった、もしくは筒井側の言い分だけ読んで忘れていた・・・
読了日:08月17日 著者:狐
怨霊になった天皇
崇徳天皇陵にぬかづく筆者の口絵写真とか、祇園の女将に口寄せする崇徳天皇とか、後南朝の呪いによる天皇家の女系続きとか、ポップオカルティズムの本として読むべきなのかも。
読了日:08月17日 著者:竹田 恒泰
目には見えない何か
繰り返される失敗、物憂い老境と絶望、突然訪れる死。ハイスミスが短編集に収めることを選ばなかった後期の短篇群。
読了日:08月16日 著者:パトリシア・ハイスミス
みーんないすのすきまから
パパがくるまのかぎをなくしたとき、いもうとのマリーがこういうの。「パパ、いすのすきまをさがしてみれば?」
読了日:08月15日 著者:マーガレット マーヒー
もじゃもじゃペーター (ほるぷクラシック絵本)
1844年精神科医の著者が3歳の息子に送るのに適当な絵本がない、ということで自分で書いたしつけ絵本。ゆびしゃぶりをすると親指を切り落とされたり、スープを飲まない子は餓死したり、過激です。
読了日:08月15日 著者:ハインリッヒ・ホフマン,ささき たづこ
わたしねこ (1979年) (どうわの森のおくりもの)
岩瀬鳴子+佐野洋子という素敵な組み合わせ。ちょっとコワイしろねことぼくのお話し。
読了日:08月15日 著者:岩瀬 成子
彼女たち―性愛の歓びと苦しみ
「精神分析用語辞典」の作者によるボナールのカバー画と同じように静謐で美しい女たちのエロティックな戯れの世界。
読了日:08月15日 著者:J.B.ポンタリス
児童青年精神科―現代社会の病理と臨床
名大系の精神科医の書いた20年前の児童青年期精神医療。共通のようで時代の変遷も感じる。杉山登志郎先生が非行のことなんか書いてて何か新鮮。
読了日:08月15日 著者:
マンガ百人一首
類書は数あれど、吉原幸子氏の現代語訳に、どの歌にも3頁のマンガつきの本書が群を抜いている。書評家狐氏のご推奨。
読了日:08月14日 著者:吉原 幸子,中田 由見子
はらっぱにライオンがいるよ!
そいいえばマーガレット・マーヒーも狐さんも司書ですね。男の子もライオンもドラゴンもラブリーな絵本。
読了日:08月13日 著者:マーガレット=マーヒー
水曜日は狐の書評 ―日刊ゲンダイ匿名コラム (ちくま文庫)
狐氏の四冊目にして最後の書評集。書評だけぎっしり。この後、狐氏は病に倒れ病没。年齢も枯れた時の狐氏の書評が読みたかった。残念。
読了日:08月13日 著者:狐
異端カタリ派と転生
グノーシス派、ネオプラトニズムの末裔、ブルガリアの異端ボゴミル派を祖先に持つ現世否定の二元論、造物主=デミウルゴスは汚れた神であるが故、生殖否定、一部には自殺奨励までの現世否定、超カルトで国内なのに十字軍送られて殲滅させられた異端カタリ派。現代への転生のエピソードが面白かった。
読了日:08月12日 著者:原田 武
哲学以外
満州育ちで元闇屋の乱暴者、父親のシベリア帰りを待って林業専門学校に学んだが、なぜかドストエフスキーにはまって哲学の道に。無頼哲学の徒の木田先生のミステリあり、交友録ありの楽しいエッセイ。
読了日:08月12日 著者:木田 元
人魚物語―まさかね絵草紙 (1977年)
赤い月の夜 赤い光にぬれた万能の人魚 万年の海の暮しを破り 火の山の大地に立つ 人間のはじまり 神
読了日:08月12日 著者:米倉 斉加年
チックの心理療法
ユング派的象徴解釈的な子どものチックの治療実践。
読了日:08月11日 著者:森谷 寛之
赤い月、廃駅の上に (幽BOOKS)
鉄道ホラー。表題作がいちばん印象に残ってます。
読了日:08月10日 著者:有栖川有栖
熱帯雨林 (冒険の科学)
子ども向けの科学本。熱帯雨林のサバイバル術とか載っているけど、やってはいけませんと注意書きがかかれているのが今の本だなという感想。
読了日:08月10日 著者:ピーター・D. ライリー,金子 美智雄
古事記と日本書紀―「天皇神話」の歴史 (講談社現代新書)
「古事記と日本書紀は別の神話である」との主張。「古事記では死んで黄泉に行くイザナミが日本書紀では死なない」というんだけど、日本書紀にもイザナミが死ぬ記述は別書にというかたちであるんだよね。そこらへんをどう考えるか記載がないので何か腑に落ちない。
読了日:08月09日 著者:神野志 隆光
今日の分裂病治療
だいたい20年前の統合失調症(分裂病)治療の総論。電気ショック、インシュリンショック、生活療法など時代を感じさせるところも多いです。
読了日:08月08日 著者:
ききみみハナのぼうけん (1980年) (こども文庫)
倉本四郎がジュブナイルを書いているというので読んでみました。ひろった帽子のおかげで動物たちと話ができるようになったおとこのこハナがゆうかい犯の赤ひげとたいけつ!
読了日:08月08日 著者:倉本 四郎,立原 由紀生
百人一首 (コミックストーリー わたしたちの古典)
マンガ家さんの苦労が忍ばれます。
読了日:08月08日 著者:長谷川 孝士,千明 初美,柳川 創造
親子で覚える百人一首 マンガ解説版
「親子で覚える」なのに「ウッフン もっかい」ですか。
読了日:08月08日 著者:熊谷 さとし
青少年のための自殺予防マニュアル
学校での実践を増補した新訂版。ぼくの高校時代の恩師の新井肇先生も執筆。
読了日:08月08日 著者:新井 肇,菊地 まり,阪中 順子
f植物園の巣穴
醒めない夢、みな同じ名前の女たち、ここそこに立ち現れる懐かしい異形のものたち。ああ、これ梨木香歩版、裏「千と千尋」かも。
読了日:08月07日 著者:梨木 香歩
解決のための面接技法―ソリューション・フォーカスト・アプローチの手引き
解決志向アプローチの基本的なテキスト。改訂ごとに翻訳されているね。
読了日:08月07日 著者:ピーター ディヤング,インスー・キム バーグ
ユングをめぐる女性たち
もてもてユング先生。元患者がみんなセラピストになってユング詣で。ユングフラウともヴァルプルギスとも呼ばれる。
読了日:08月06日 著者:マギー アンソニー
GOTH モリノヨル
乙一のGOTH番外編の短編と写真のカップリング。誰も写真のことよくいう人はいませんね・・・
読了日:08月06日 著者:乙一
ハムレットとオイディプス
こんな本出てるとは知らなかった。ハムレットのオイディプス・コンプレックス論。ジョーンズの論旨は「フロイトの生涯」の短縮版が発売されるくらい迂遠でくどい感じ。
読了日:08月06日 著者:アーネスト ジョーンズ
iPhone 3G ハンドブック
読んだのはこの本の新版らしく+脱獄が入ってる。脱獄入りだから高度な本かと思ったけど全然たいしたことなかった。
読了日:08月05日 著者:アスキー書籍編集部
なんで片付けられないんだ?
ADDの本かと思ったらただの整理法の本でした。ちょっとイラストながめるだけでいいかも。
読了日:08月05日 著者:菅野 結希
萌える☆哲学入門 ~古代ギリシア哲学から現代思想まで~
案内役に萌え属性導入くらいでむさ苦しい哲学者の本を「萌える☆」というのは無理があるのでは。登場する女性哲学者はハンナ・アーレント、シモーヌ・ヴェイユ、シモーヌ・ド・ボーヴォワールくらいでかろうじて、アーレントに萌え傾向が見られるくらい。 いっそ、哲学者総女体化あるいはショタ化で気概を見せてほしかった。
読了日:08月05日 著者:造事務所 編著
古本屋 月の輪書林
古書店月の輪書林店主の経営的には苦しいながら充実した古書づくしの毎日。「書をして語らしめよ。お前が語るな」は名言。
読了日:08月05日 著者:高橋 徹
おこだでませんように
夏休みの課題図書。ちょっと乱暴だけどけなげな男の子の話。
読了日:08月04日 著者:くすのき しげのり
発達障害児の精神療法
10年以上前の本、今ならタイトルは「精神障害児の療育」で良いかな。
読了日:08月03日 著者:
サイボーグ・フェミニズム
サイバーフェミニズムSF批評。サミュエル・ディレイニーも書いてる。サイバーパンク以降のSFには疎いのだけど、二階堂奥歯さんのこともあって読んでみる。「歌う船」もそのうち読もう。
読了日:08月02日 著者:ダナ ハラウェイ,ジェシカ・アマンダ サーモンスン,サミュエル ディレイニー
精神医療レポート
1970年代、西ドイツ、フランクフルトにおける悲惨な精神医療状況の告発の書。フランコ・バザーリアのことが「バザグリア」って表記されているけど、バザーリア知らないでこういう本訳すのは問題ですね。
読了日:08月02日 著者:エルンスト・クレー
子どもと暴力
自分たちのこと差し置いて最近の子どもは病んでるみたいなこと書く人が結構いるので嫌になった。
読了日:08月01日 著者:
忠盛 (絵巻平家物語 1)
祇園精舎の鐘の声・・・から始まらない平家物語。「たしかに、どんな人だっていずれは死ぬ。それが人の世のさだめである。だが、そのさだめを前にして、いろんな人がいろんな生きかたをする。そのさまざまな生きかたを、まずよく見てみようではないか」
読了日:08月01日 著者:木下 順二
六つの手掛り
キャラが立たないのは乾くるみゆえしょうがないかな・・・
読了日:08月01日 著者:乾 くるみ
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