HIV感染者への告知や心理援助、病による死別のグリーフワーク、ホスピス的関わり。著者はアメリカでカウンセリングの教育を受け、現地で自宅訪問など面接室を出る形での援助活動を行った体験もある。同様の試みを日本でも行ったところ、先輩から「行動化」だと非難されたという笑えない話が書かれていた。
神田橋條治先生からのコンサルテーションの体験についても書かれている。
「これは、僕は言わない。困ったときには電話するようにとは言わない方がいいです」、「そこにすがりつく行動ではなく、あくまで自助活動の一環として電話を活用するという姿勢を育成することが重要だ。僕だったら『電話することが役立つと思ったときはいつでも電話しなさい』と言う」とコメントされた。 p.120
医療と心理臨床 (日本の心理臨床2) | |
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