2009-11-14から1日間の記事一覧

11月13日のつぶやき

23:30 【精神科臨床における心理アセスメント入門】心理アセスメント関... http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3777164 22:06 エクスナーが朝6時に面接しろ、っていったのっていい話と思えない。 20:59 害虫ってただ人間にとって「さわり」になるだけでしょ…

ケースワークの現場

ケースワークには、たしかにヒューマニズムの香りがある。しかしどこかに強者による弱者への施し、あるいは世にはびこるものがおのれの良心を宥めるための慈善事業めいた臭みがある。 via 「カウンセリング実践史/氏原寛」 p.84 ほんとのケースワークの現場…

解離と物語の死 「「豹変する心」の現象学―精神科臨床の現場から/大饗広之」

現代社会においては、虐待、いじめ、対人的なひきこもりの増加など、攻撃性を内向させる機会に満ちている。攻撃衝動の内向と並行して、世の中は軽微な解離に満たされるようになったのであり、物語の切断面をいたるところに生じさせている。その裂け目にそっ…

臨床心理行為ってよくわからん 「カウンセリング実践史/氏原寛」

氏原先生も今年で御年80歳。長いカウンセリング歴を振り返りつつ、心理職のあり方、行く末について書かれている。 「心理臨床学」って概念が倒錯的だということは何度も書いてきた。氏原先生とそこは同意見です。 でも「臨床心理行為」ってどうだろうか。医…

アウトリーチは行動化「医療と心理臨床 HIV感染症へのアプローチ/矢永由里子」

HIV感染者への告知や心理援助、病による死別のグリーフワーク、ホスピス的関わり。著者はアメリカでカウンセリングの教育を受け、現地で自宅訪問など面接室を出る形での援助活動を行った体験もある。同様の試みを日本でも行ったところ、先輩から「行動化」だ…

安克昌先生のことば

安と言います。安は不安の安です。世界の人間のうちの半分の人間は僕のことを嫌いです。残りの半分は僕が嫌いです。 via 治療の声 9(1),2009,p10 人間を打ち砕くのは希望だ。 精神療法は深遠なる解釈と強力な限界設定だ。