天井桟敷発、ビックリハウス経由、へんたいよいこ新聞行 「東京モンスターランド 実験アングラ・サブカルの日々/榎本了壱」
60年代から現在にかけてデザイナーである著者のさまざまな交流のありようがおもしろい。
まずは中学生で図書委員になり、日本の民話にのめり込んで、方言辞典をまとめたり、民話風の童話を書いていきはじめる。それが長兄の友人で人形劇団「太郎座」の座長・民話採集家の瀬川拓男(つまり松谷みよ子の旦那で、『ちいさいモモちゃん』に出てくる離婚して死んじゃうパパ)の目にとまってほめられるとか。
武蔵野美大で天井桟敷の美術をてがける粟津潔と出会い、天井桟敷に関わっていく過程とか。
荻原朔美と創刊した雑誌「ビックリハウス」に若き日の大槻ケンヂが投稿していたとか。
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