奇形と怪物の歴史 「モンスターの歴史/ステファヌ・オードギー」
さすがに今その意味で使う人は少ないと思うけど、monster には「奇形」という意味もある。キリスト教的な世界観においては、神の恩寵を外れた許されざる存在であった奇形の人・動物が、ファンタジーの中でさまざまな形態に成長し、そして奇形学という科学へと変遷する。現代ではむしろモンスターは心理的な問題として連続殺人者の比喩として使われる。モンスター概念の変遷史を写真や絵画を交えながら。
モンスターの歴史(「知の再発見」双書) | |
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