「関係の化学としての文学/斎藤環」
斎藤環先生の文学論。ただ桐野夏生の小説の関係性が批評の中核で、ぼくはというと、最近の桐野夏生の小説が全然面白く感じられないので、評論のほうもおもしろく読めませんでした。桐野文学の女性四人組の連想からか谷崎潤一郎なんかも取り上げられています。
関係の化学としての文学 | |
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