「サリヴァンをいかに人間化するか あるいは視覚の人、サリヴァン」を執筆しました。
わが国の精神病理学が多大な影響を与えたサリヴァン。しかし中井久夫氏らによる訳業がなければこの影響も考えられない。本特集では、中井氏らによって紹介されてきた日本におけるサリヴァン像を見直し検討する。新進気鋭の若手精神科医らによるサリヴァンの著作の解説、中井氏がサリヴァンの仕事を振り返りながら大いに語る座談会、エッセイ集「サリヴァンと私」、ユニークな視点からサリヴァンの仕事を捉えなおす「サリヴァン論考」の4部構成で、現代に蘇る新たなサリヴァン像を提示する。中井久夫氏の未発表論文「サリヴァンの『セルフ』概念について」を収載。
治療の聲 第11巻1号〈特集〉サリヴァンの未来 | |
星和書店 2010-12-25 売り上げランキング : 11213 Amazonで詳しく見るby G-Tools |