タビストックでやっている回数限定のトラウマ・コンサルテーションやトラウマに焦点を当てた精神療法の実例。
日本でもトラウマ外来みたいな選択肢はあっていいと思う。まあ、イギリスにしたってタビストックくらいなんだろうけど。
でも基本は精神分析なので、トラウマ以前の生育歴を結構重視する。コンサルテーションに一回しか来なくてこんな冷たいセラピストはもうこりごりといっていた患者さんのことも書いてあって、そういう気持ちもわかる。
今回の地震の被災者の方々だってこんなことあったときに生育歴のこととかどうこういわれたくない、という人も多いのではないかな。
トラウマを理解する―対象関係論に基づく臨床アプローチ | |
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