タイトルだけ見たら日本文化論かと思いましたが(日本文化論なんだけど)、中心に据えられているのは矢部三重吉、丸井清泰、古澤平作、大槻憲二という四人の日本の精神分析のパイオニアたちとの文通のありよう。そこに北山先生が考察を加えていて、日本人の精神分析への「抵抗」という視点からこれを扱っている。
フロイトと日本人 | |
北山 修 岩崎学術出版社 2011-07-24 売り上げランキング : 563935 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 発達障害のいま (講談社現代新書) 不在論: 根源的苦痛の精神分析 技を育む (精神医学の知と技) トラウマを理解する―対象関係論に基づく臨床アプローチ 精神分析的心理療法と象徴化―コンテインメントをめぐる臨床思考 |