言語が認知自体に影響を与えるという、ソシュールがらみで引用され、今はどうやら間違いらしいということになっているサピア・ウォーフ仮説。その仮説で有名な言語学者エドワード・サピアの論文集。ネイティブ・アメリカンの言語研究が研修者としての第一歩だったらしくて、ネイティブ・アメリカンの言語もいろいろあるんだな・・・・という感じになる。
タイトルからもわかるように民俗学、心理学にも被る部分があってフロイト、ユングなども引用されている、といっても決しておもしろい読み物というわけじゃないんだけど。
「スーパーヴィジョンのパワーゲーム」に引用されていたので、引用部分を確認。こういう作業、結構大変。
言語・文化・パーソナリティ―サピア言語文化論集 (1983年)
エドワード・サピア 平林 幹郎
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