「相田家のグッバイ」「となりのツキノワグマ」

相田家のグッバイ/森博嗣

 森博嗣の自伝的(?)小説。ブログなどでこれまで書いている家族のプロフィールなどとほとんど一致しているからまあ事実を元にしていると考えて良いのでしょう。父親がシゾイド的というのは予測通りなのですが、燃えないゴミをすべて保存している母親というのにはびっくりしましたね。
 いっけんすると他人の影響を受けそうにない筆者ですが、病院に行かないとか、死に対する考え方とか両親からの大きな影響があることがわかって興味深かったです。
 それよりも奥様とどうして結婚することになったかというより大きな謎が手つかずのまま残った感じですね。

相田家のグッドバイ
相田家のグッドバイ森 博嗣

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となりのツキノワグマ宮崎学

 15年かけて日本に生息する鷲と鷹をすべてフィルムに収めた「鷲と鷹」での写真家宮崎学氏の執念と創意工夫は凄いものがありましたが、この本もとってっも面白いですね。本業の写真がメインと言うよりはツキノワグマの生態調査で、30年前から自作の装置で自動的に野生動物の写真撮影に成功。数が減っているとか、ドングリが不作だと里に現れると言った通説を疑い、人間の生活圏のすぐそばに共存しているクマの実体を鮮やかに描き出しています。

となりのツキノワグマ (Deep Nature Photo Book)
となりのツキノワグマ (Deep Nature Photo Book)宮崎 学

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写真ルポ イマドキの野生動物―人間なんて怖くない ツキノワグマ けもの道 (森の写真動物記 1) 死―宮崎学写真集 森の写真動物記〈5〉クマのすむ山 (森の写真動物記 5)

ぴゅん氏が最近読書メーターで読書を記録しているようです。

http://book.akahoshitakuya.com/u/20372

09月02日のつぶやき

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