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面白く読みました。心理テストの信頼性、妥当性の問題というより村上先生の毒舌、皮肉の部分が特に。内田クレペリン法を作成し、日精研の創設者でもある内田勇三郎が、文献をほとんど読まず、書かずテストを作成したこと、不潔恐怖傾向や、定職につかなかったことなど、この本を読んで初めて知りました。まあ確かに大学で教えられていたり、医療関係で使われている心理テストって古すぎますよね。PFスタディとか電話で「交換手が間違えたので」というのがいまだに残っていますし。YGテストの結果がやっぱり感覚的に理解できなかったのも、やっぱりなという感じがしました。
「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た | |
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