他者と死者 ラカンによるレヴィナス/内田樹
これはまさにその通りだと思います。
弟子が師から学ぶのは、師がさらにその師から律法を学んだときの「学ぶ作法」だからである。
引用はレヴィナスが師についてタルムードを読んだときのことを指しています。師はユダヤ聖典はおろか、注釈書の注釈まで暗唱していて、自分は書籍を用意しないのに、レヴィナスが読み間違えると「そこは一語抜けている」とかいわれるそうです。凄い世界ですね。
村上春樹のうなぎ説・・・小説を書くには作者と、読者とうなぎが必要。オグデンの分析的第三者(the Analytic Third)を思わせて、面白い。
他者と死者―ラカンによるレヴィナス | |
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