江藤淳の批評への批判を中核に、中上健次、村上春樹、大江健三郎、吉本ばなな、石原慎太郎、山田詠美、庄司薫の作品を取り上げています。
ウィニコットの移行対象論、北山修先生の「見るなの禁止」を引用しつつ、オタク的母親世界への甘えを批判的に考察していておもしろかったです。
サブカルチャー文学論 | |
大塚 英志 朝日新聞社 2004-02-14 売り上げランキング : 217516 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」 「おたく」の精神史 一九八〇年代論 定本 物語消費論 更新期の文学 物語の体操―みるみる小説が書ける6つのレッスン |