みんな元気になる対人援助のための面接法 解決志向アプローチへの招待/相場幸子 龍島秀広 編

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内容(「BOOK」データベースより)
なかなか思い通りに面接が進まない!簡単だと聞いたのに、聞くとやるとでは大違い!助けたいとは思うのだけど空回りしちゃっている感じ…。本書は、こうした対人援助職の心理面接・相談で困っている方に、現場に生きたコツを伝授しようとできあがったものです。米国でもっとも心理面接が長けていると言われる一人、インスー・キム・バーグらがつくり育てた「解決志向アプローチ」を元に、さまざまな専門機関、相談窓口、臨床場面で磨かれていったテクニックを惜しげもなく披露しました。また、初心者のころの気持ちを著者たちは覚えていますので、熟練者が書いた手引きや概説書を読んでもなかなか理解しにくいものが、初心者でもわかるよう初心者の視点から描かれています。
内容(「MARC」データベースより)
医療、保健、教育、保育など対人援助職の心理面接・相談で困っている人に、現場の生きたコツを伝授。米国で発展した「解決志向アプローチ」を元に、さまざまな専門機関、相談窓口、臨床場面で磨かれていったテクニックを紹介。
目次
第1部 ソリューション事始め(解決志向アプローチの考え方―やさしい解決;解決志向アプローチのことば―SFAで使われる「ことは」の体験的解説;解決志向アプローチの面接―面接のロールプレイと解説)
第2部 ソリューション手習い草子(解決志向アプローチの体験談―それぞれの現場でのSFA)
第3部 ソリューション夜話(解決志向アプローチがよいと思うわけ(座談会)
解決志向アプローチの勉強会―ロールプレイの検討)
 やさしく書かれたソリューション・フォーカスト・アプローチ入門。読みやすいです。ナラティヴ・セラピーの「無知の姿勢」のことが書かれていたけど、臨床の現場に出たら、ナラティヴだって、ソリューション・フォーカスだって同じようなものだよね。だけど、原因を追及しないのがよいと「知っている」点で、ソリューション・フォーカスと「無知の姿勢」は矛盾する。こういうパラドクスがもっと意識されたらいいのにね。
みんな元気になる対人援助のための面接法―解決志向アプローチへの招待
みんな元気になる対人援助のための面接法―解決志向アプローチへの招待解決のための面接研究会 相場 幸子 龍島 秀広

金剛出版 2006-07
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