「精神分裂病の患者は病識がない」なんて昔はよく言ったものど、そもそも精神科医は病気に関する説明責任をはたしてきたのかという根本的な問題を問い直す一冊。特に幻聴への関わり方に対して、神田橋先生の自閉の利用から、心理教育、そして対処法に焦点をあてた認知行動療法までを総ざらえ。バーチャル・ハルシネーション(仮想幻聴体験)のムービーもついてお買い得、すべての統合失調症治療に当たる人々によんでほしい一冊です。
| 統合失調症の治療―理解・援助・予防の新たな視点 | |
 | 原田 誠一 金剛出版 2006-11-15 売り上げランキング : 37368 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 統合失調症を理解する―彼らの生きる世界と精神科リハビリテーション 統合失調症―患者・家族を支えた実例集 正体不明の声―幻覚妄想体験の治療ガイド 抗精神病薬の「身体副作用」がわかる―The Third Disease 症例から学ぶ統合失調症の認知行動療法 |
