ファンタジーの中で、例えばヘンリー・ダーガーのペニスを持った女の子が注目されたり、成年コミックの世界で「ふたなり」という形のアンドロギュニュスが一ジャンルを築いたり、現実の世界でもインターセックスという名前で両性具有が注目されたりしている21世紀だったらこういう小説がでてきても全然不思議じゃないですが、やっぱり前世紀のうちからペニスをそれも足の指先にもったフリークになってしまった女性の気持ちを描くというテーマに着目した松浦理英子は時代の先を行ってるね。
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