グレゴリー・ベイトソンの視点から見る魔術的世界の再評価。1981年の著作だけれど、ヒッピー、ニューエイジ的な影響も強い。
精神医学関連では反精神医学のレインが結構取り上げられている。精神分析ではフェレンツィもサリヴァンもマーラーもジェイコブソンなどの名前が挙げられているが、いずれも「心理学者」と表記されている(実際は精神科医)
。「分裂病もまた幼年期における触覚刺激の不足が原因であることが少なくないのだ」なんて書いてあって時代を感じさせる。
翻訳はなぜか柴田元幸氏。
デカルトからベイトソンへ―世界の再魔術化 | |
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