精神療法というより療育 「発達障害児の精神療法/山崎晃資 編」

 10年以上前の本なのでしかたないけど、「精神療法」という名称はややミスリーディング。日常的な生活場面を含む発達促進的な関わりのひとつの側面としてサイコロジカルな要素も当然考慮されるべきだけれど。
 むしろ親やきょうだいの側の障害受容などの精神療法的な意義が大きいと感じた。

発達障害児の精神療法
発達障害児の精神療法山崎 晃資

金剛出版 1998-12
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