「欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティの男女差/堀あき子」

 「性的表現を含む女性向けコミック」に関する考察。レディコミ、やおい、TL(=ティーンズ・ラブ)と三ジャンルを男性向け成年コミックと対比しつつ分析。「レディースコミック」と「レディコミ」って微妙にニュアンスが違うんですね。TLっていうのはほとんど未知の世界でしたが、なるほどーって感じでした。修士論文が元のようで、カルチュラルスタディー的なところがちょと物足りない感じですね。

欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティの男女差 (ビジュアル文化シリーズ)
欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティの男女差 (ビジュアル文化シリーズ)
臨川書店 2009-06
売り上げランキング : 220921

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
戦後民主主義と少女漫画 (PHP新書)
ユリイカ2009年7月号 特集=メビウスと日本マンガ
マンガ進化論 コンテンツビジネスはマンガから生まれる! (P‐Vine BOOKs)
少女マンガにおけるホモセクシュアリティ
私の居場所はどこにあるの? 少女マンガが映す心のかたち (朝日文庫)