マンガ

「黒船/黒田硫黄」

ちょとと諸星大二郎のはいったジブリって感じ。黒船 (Cue comics)黒田 硫黄 イースト・プレス 2001-10-01売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 新装版 大日本天狗党絵詞(1) (アフタヌーンKC) あたらしい朝(1) (アフタヌーンKC) あ…

「漫画と人生/荒俣宏」

荒俣宏の描いたマンガというのを見てみたくて借りてみました。ちょっと萩尾望都ふうの掌編。なかなか達者ですね。後は少女マンガ、貸本マンガを中心にしたまんがエッセイ。楳図かずおとの対談など。 漫画と人生 (荒俣宏コレクション) (集英社文庫―荒俣宏コレ…

「刺繍 イラン女性が語る恋愛と結婚/マルジャン・サトラピ」

イラン上流階級の女たちが語るセックスを巡るお話し。刺繍は処女であることが重視されるイラン社会での処女膜再生技術のメタファー。そうでしたか・・・。刺繍 イラン女性が語る恋愛と結婚マルジャン・サトラピ 明石書店 2006-06-29売り上げランキング : 827…

「7年目のツレがうつになりまして。/細川貂々」

マンガ家細川貂々さんの旦那さんがうつになってはや7年。だけど、世の中どう転ぶかわからないね。そのおかげで貂々さんは売れっ子のマンガ家になって、エッセイマンガはドラマ化やら、映画化やら。そんなふたりの生活の舞台裏をふりかえると、ほんとにうつな…

「震災七日間/槻月 沙江」

仙台で被災したまんが家の卵の女性と家族の被災生活。いろいろ地震のことを思い出した。震災7日間槻月 沙江 by G-Tools

「ペルセポリスI イランの少女マルジ ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る/マルジャン・サトラピ」

アケメネス朝、ササン朝とかつては大帝国を誇ったペルシアもその後は長い隷属の歴史を辿る。ペルセポリスというのはそのアケメネス朝の首都。しかも、「ペルセポリス」というギリシア語による名前が広まったのペルセポリスが廃都になってから。そもそもダリ…

「日本漫画大全/水木しげる 珠玉民話集」

民話とありますが現代を舞台にしたものも結構あります。「かげおんな」「影女」は表記違いの別の話ですが、「かげおんな」の方はずいぶん変な話ですね。 最後の「群衆の中に」、あきらかに水木しげるがモデルのマンガ家があやしい妖怪?の一族の奥さんのため…

「夢幻紳士 幻想篇/高橋葉介」

多分「マンガ少年」での出会いからしばらくは夢中になって読んだのですけれど、いつしか距離ができて読まなくなってしまいました。 しかし久々に読んでみると、この変わらない世界観がやっぱり良いですね。読んでない本がたくさんあるのでしばらくは楽しみに…

「もののけ草紙 四/高橋葉介」

高橋葉介版クトゥルーの世界。四から読んだので今ひとつ状況がわかっていませんが。もののけ草紙 四 (ぶんか社コミックス)高橋 葉介 by G-Tools

「砂時計 1/芦原 妃名子」

離婚によって母の生地である鳥取に里帰りした小学生の主人公。 慣れると居心地良いだけど慣れるまでが大変という日本海感がよくでてますね。「ちはやふる」の福井などと並んで日本海マンガと命名しましょう。 作者の出身は兵庫県とあったけど、やっぱり日本…

「今日の早川さん2/COCO」

「バールのようなもの」ってこの頃からあったんだね・・・。今日の早川さん 2coco by G-Tools

「bianca 2012年6月号」

木地雅映子さんの小説が五十嵐大介さんの絵で掲載されてます。木地さんに送ってていただきました! さっそく小説のとこだけ読みました。少女マンガ誌にぴったりのハートフルだけど剛速球の逸品ですね。 木地さんの小説もがマンガ化されたら面白そうだな思い…

「またまたインドへ馬鹿がやって来た/山松ゆうきち」

ガンの手術後、糖尿病を抱えインドでひとりのしりあいもいないのにマイナーな劇画「血だるま剣法」を出版してさんざんな結果だった山松さんが再びインドへ。前回インドに行ったときにA型肝炎になっても、それでもめげずにまた、うどんのつくりかたもろくに…

「bianca (ビアンカ) 2012年 06月号 [雑誌]」

新刊出したばかりの木地雅映子さんが五十嵐大介さんとコラボ!是非みなさん読んでみてね。bianca (ビアンカ) 2012年 06月号 [雑誌]集英社 2012-05-01売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools

「インドへ馬鹿がやって来た/山松ゆうきち」

10代の終わりにインドを1ヶ月ほど旅行しました。最初の一泊だけはホテルがついていたんだけど、たまたま同じ飛行機に乗った全く知らない日本人男性と相部屋しかもベッドは一つ。それだけじゃなくてなんだか知らないけどインド人のオヤジに迫られたり、度重な…

「SARU/五十嵐大介」

伊坂幸太郎とのコラボものですけど、マンガの方が圧勝という感じですね。アニメ化されないのかな?SARU 上 (IKKI COMIX)五十嵐 大介 by G-ToolsSARU 下 (IKKI COMIX)五十嵐 大介 by G-Tools

「御伽草子―マンガ日本の古典 (21)/やまだ紫」

2009年に亡くなったマンガ家やまだ紫さんによる日本古典のマンガ家。書店で彼女の本を見かけてふと読みたくなった。 ウィキペディアを見てみたら、杉浦日向子や近藤ようこがアシスタントしていたと書いてあってなるほどと思う。参院選に出ていたことなんかは…

「夜姫さま/高橋葉介」

もうすぐ新装版が出るみたいですが、旧版のほうが好みです。 マンガ少年で初めて高橋葉介さんの「墓堀りサム」を読んだときは衝撃でしたね。 彼の描く女性はエロティックで残酷であいかわらず素敵です。夜姫さま高橋 葉介 by G-Tools

「日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典/蛇蔵 海野 凪子」

「日本人の知らない日本語」も3巻が出ましたが、こっちのスピンアウトも面白かったです。 藤原道長の「萌奉」の誤字の話とか、おかしいですね。日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典蛇蔵 海野 凪子 by G-Tools

「斬り介とジョニー四百九十九人斬り/榎本俊二」

榎本俊二さん、何か凄い世界にいっちゃった感じです。榎本版「七人の侍」?斬り介とジョニー四百九十九人斬り (KCデラックス)榎本 俊二 by G-Tools

「マンガ パソコン通信入門―笑って体験、はじめの一歩/荻窪 圭 永野 のりこ」

今、ブルーバックスのマンガシリーズを読んでいますが、これはちょっともう読む意味ないかなと思って外していましたが、何と加筆修正の上、ネットで公開されています。 (漫画)永野のりこ先生・(原作)荻窪圭先生の 『マンガ・パソコン通信入門』(全1巻)…

「ダンナのうつは私のせい?/カフェ」

うつ病(?)と診断されたダンナのせいでたまるストレス発散のために奥さんである著者がブログではじめたノンフィクション・よんこまマンガ。これは別れちゃった方がいいんじゃないかな・・・と思って読んでいましたが、ブログダンナのウツはわがまま病?〜…

「名作マンガの間取り/影山明仁」

名作マンガの矛盾する情報からとりあえず現実的な住居を設計。序文くらいあってもよかったかな。名作マンガの間取り影山 明仁 ソフトバンククリエイティブ 2008-07-26売り上げランキング : 52427Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 ヘンな間取り ヘンな間…

「まんがの逆襲―脳みそ直撃!怒涛の貸本怪奇少女マンガの世界/唐沢俊一 編」

変な貸本怪奇少女マンガ集。まんがの逆襲―脳みそ直撃!怒涛の貸本怪奇少女マンガの世界唐沢 俊一 福武書店 1993-11売り上げランキング : 100834Amazonで詳しく見るby G-Tools

「ぱら☆いぞ?/道満晴明」

いまコピペするまで「ぱら☆いそ」だと思ってました。なぜに濁るのかな。 コンビニで快楽天を見るたびに立ち読みの誘惑に駆られますが自重しています。 病田さんとカササさんもよいですが、やっぱり呪田さんがいいですね。ぱら☆いぞ? (WANI MAGAZINE COMICS S…

「とても変なまんが/唐沢俊一」

貸本を中心に変な漫画を紹介。「赤ん坊帝国」読んでみたい。とても変なまんが唐沢 俊一 早川書房 2000-04-15売り上げランキング : 637670Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 泣ける猟奇 トンデモ本の大世界 昭和ニッポン怪人伝 カルトの泉~オカルトと猟奇…

「芋虫/丸尾末広 江戸川乱歩」

乱歩の短編のマンガ化。やっぱりこういうのは想像力に委ねた方がいいかなと思いました。芋虫 (BEAM COMIX)江戸川 乱歩 丸尾 末広 by G-Tools

「スピカ 〜羽海野チカ初期短編集〜/羽海野チカ」

表題作は背の高いバレエをやってるはぐちゃんみたいな女の子が出てた。これ読んで「ハチミツとクローバー」が何でああいう終わり方になったかなんだか納得した。スピカ 〜羽海野チカ初期短編集〜 (花とゆめCOMICSスペシャル)羽海野チカ by G-Tools

「怪奇版画男/唐沢なおき」

文字を含む全編版画で構成されたマンガ。こんな馬鹿な試み続けて単行本にまでするなんて偉い。怪奇版画男 (Big spirits comics―版画SPECIAL)唐沢 なをき 小学館 1998-03売り上げランキング : 344489Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 電脳なをさん Ver.2…

「カルトホラー漫画秘宝館 (みみずの巻)/唐沢俊一 編」

なんでこれはみみずの巻なのかな。蛇が出てくるからでしょうか? 好美のぼるのマンガに出てくる少女の邪悪っぷりがいいですね。後にモンキーパンチになる作家の貸本作家時代の作品も載っていました。 頁の制限で縮小印刷になっているところはちょっと読みづ…