残虐な画風で知られる浮世絵師の月岡芳年、39歳で自死した文学者牧野信一、その甥で幻想・耽美的な画風の画家牧野邦夫、そして演劇・映画など多様な方面で活躍した寺山修司、その劇団天井桟敷のポスターでも有名な画家横尾忠則の5人を題材に歪んだ真珠(バロック)的な美のあり方を探る評論。
牧野邦夫という画家はこの本で初めて知ったけれどなかなかおもしろい。こんな感じの絵です。
バロックの日本 | |
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