「初回面接入門―心理力動フォーミュレーション/妙木浩之」

 ウィニコットなど精神分析をベースにしながらも、ミルトン・エリクソン、家族療法、十牛図など幅広い視点から初回面接を考える。「自分の受容能力(キャパシティ)を越えて人と会うことはできません。一時間(45分から50分)に一人の人としか会えないのです。」(p.33)なんてあたりには、精神分析の柔軟さの限界を感じてはしまいますが、それでも刺激になります。

初回面接入門―心理力動フォーミュレーション
初回面接入門―心理力動フォーミュレーション妙木 浩之

岩崎学術出版社 2010-09
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