ウィニコットなど精神分析をベースにしながらも、ミルトン・エリクソン、家族療法、十牛図など幅広い視点から初回面接を考える。「自分の受容能力(キャパシティ)を越えて人と会うことはできません。一時間(45分から50分)に一人の人としか会えないのです。」(p.33)なんてあたりには、精神分析の柔軟さの限界を感じてはしまいますが、それでも刺激になります。
- p.11アーサー・ケストラーが述べているように、「全体は部分の総和以上のものです」 → アリストテレス『形而上学』のなかの言葉。
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