んー、何だろうこの違和感は。筆者は凶悪犯罪の加害者に積極的に対話を試みているTVなどでも有名な長谷川先生。
修論書いている院生に宮崎勤との文通を仲介するとか、ちょっとついていけないかなと思ったんだけど、まあ修士でも非常に優秀な人もいるかもしれないからこれだけでは判断は保留した方がいいかな。
ひとつは特異な事件の加害者の心理を究明したところで、特殊な犯罪の心理的理解には役だっても、犯罪の予防にはあんまり役に立たないように思うからかな。結局、虐待はよくないとか、あたりまえの教訓しか導き出せないのではないかしら。日本の殺人の率なんかもう十分低くてこれ以上下がりそうもないし。
殺人者はいかに誕生したか―「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く | |
長谷川 博一 新潮社 2010-11 売り上げランキング : 71583 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 加害者家族 (幻冬舎新書 す 4-2) お母さん、「あなたのために」と言わないで 子育てに悩むすべての人への処方箋 お母さんはしつけをしないで 我が一家全員死刑 “私”はなぜカウンセリングを受けたのか―「いい人、やめた!」母と娘の挑戦 |