冷戦体制崩壊後の右翼と左翼を巡る概念の混乱という呉智英的モチーフを、フランス革命に遡って易しく解説。平和主義という日本の左翼における奇妙ななじれ現象についても。
ここら辺はすごく納得。
そこで新左翼の人々は、日本人の大多数を幸せにしつつあった高度経済成長の欠陥を、以降あげつらい続けました。公害の被害者、身障者や精神病患者、在日や被差別部落といった究極の弱者、被害者、被差別者を見つけては、社会全体のあり方が原因だと訴えたのです。(p.190)
冷戦体制崩壊後の右翼と左翼を巡る概念の混乱という呉智英的モチーフを、フランス革命に遡って易しく解説。平和主義という日本の左翼における奇妙ななじれ現象についても。
ここら辺はすごく納得。
そこで新左翼の人々は、日本人の大多数を幸せにしつつあった高度経済成長の欠陥を、以降あげつらい続けました。公害の被害者、身障者や精神病患者、在日や被差別部落といった究極の弱者、被害者、被差別者を見つけては、社会全体のあり方が原因だと訴えたのです。(p.190)