NHKのドキュメンタリ「クローズアップ現代」の番組取材の書籍化。少年犯罪の両親の責任を状況によっては考慮する必要があるにせよ、殺人犯の親戚まで仕事が続けられなくなるような社会はやはりおかしい。インターネットでもソースも真偽のわからない個人情報が繰り返しコピー&ペーストされる状況はやはり危うい。ようやく認められつつある被害者へのサポート同様、加害者家族への支援もやはり必要なのだろうと思う。
内容とは直接関係ないけれど、こういうドキュメンタリで加害者家族が「発狂」したって表現はあまりに古すぎるんじゃないか。
加害者家族 (幻冬舎新書 す 4-2) | |
鈴木 伸元 幻冬舎 2010-11-27 売り上げランキング : 4673 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 累犯障害者 (新潮文庫) 心にナイフをしのばせて (文春文庫) ルポ 出所者の現実 (平凡社新書) 少年にわが子を殺された親たち 性犯罪被害にあうということ |