「父の日記」/「ひろしま」/「ただひたすらに―石上茂写真集」

父の日記/太田順一

 妻に先立たれ単身生活を始めた68歳から認知症となってなくなるまでの20年間の書かれた筆者の父親の日記。それから干潟の人気のない世界を撮った「ひがた記」。最初は二冊の写真集となるはずだった作品が一冊にまとめられて不思議な余韻を残している。「父の日記」パートは独居老人の寂しさ、人に迷惑をかけまいという意地、そして認知症となった自分のふがいなさが、まるで「アルジャーノンに花束を」のように心に迫る。

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父の日記 「伊奈信男賞受賞作品」太田順一 造本:鈴木一誌

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Wed, Nov 28

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