2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

The Suicide Song

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ダミアの「暗い日曜日」とか自殺に結びつく歌について。"the gloomy Sunday" だから直訳は「憂鬱な日曜日」なんだね。 岡田由希子の自殺のことも取り上げられている。「ユッコ・シンドローム」だって。 http://drvitelli.typepad.com/providentia/2008/06/th…

死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学/樋口ヒロユキ

耽美系の本ですが人称「俺」で自己愛的な閉塞感が薄くてよかったです。 オートモッド、ピエール・クロソウスキー、ハンス・ベルメールなど定番が押さえられてます。 ほとんど上映も天井桟敷さながらに演劇化されていて普通には見せてもらえない丸尾末広原作…

綺想迷画大全/中野美代子

歯医者さんの雑誌に連載された文章をまとめたものです。うーん。贅沢な専門誌ですね。 西洋ーイスラムー東洋とイメージが伝搬される中で、どのような変形が行われていくかっていうのが実例をもって描かれていて実に面白かったです。西洋で混交されるアフリカ…

SDカードを大学に忘れた・・・

いつもはバックアップを自動でパソコンに作っておくからカード忘れても問題ないんだけど、パソコン新調したばかりなのでバックアップもなし・・・。講義の準備は大学にいってからやろう。 読書予定本2冊追加 http://mediamarker.net/u/you999/

アーサー王の剣/エロール・ル・カイン

ぴゅん氏本。アーサー王の剣Errol Le Cain 灰島 かり ほるぷ出版 2003-09売り上げランキング : 247080Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 サー・オルフェオ アラジンと魔法のランプ 白猫 美女と野獣 キャベツ姫

SとM/鹿島茂

子どもより古書が大事で、鹿島先生、借金しすぎてたくさん原稿を書かねばならず語りおろしのSM文化論です。 キリスト教がゲルマン化する中で、最初はキリストの復活におかれていた焦点が、キリストの苦しみにあてられM化したとか、外国のSは動物の家畜化が原…

奇想の図譜/辻惟雄

これも凄い面白い本でしたね。浮世絵のイメージが西洋絵画からどのようにコピーされてきたか、また浮世絵の具体的な表現様式がどのように西洋絵画に取り入れたか、などイメージのコピー、歪みを通じた伝承を考察しています。奇想の図譜 (ちくま学芸文庫)辻 …

魔術的芸術/アンドレ・ブルトン 編

なんだかずっと借りっぱなしで自分の本のようになっていました。アンドレ・ブルトン編集のシュールレアリスムというレンズを通してみたプリミティブ・アートや中世絵画の世界。モンス・デジデリオなんかもしっかり出てます。 しかし、ブルトンの理屈っぽい文…

windows で tumblr 画像ファイル一括ダウンロード

最近、いまさらですが tumblr にはまって強迫的にリブログしています。tumblr は面白いのだけど一覧性は極めてよくないので、とりあえず画像ファイルを全部落としてみようと思いました。最初はふつうに全部表示させて保存しようとしたのだけど、何だか低解像…

オレンジだけが果物じゃない/ジャネット・ウインターソン

「フランス人の作ったものの中じゃ、これが一番」ブルボン・ビスケットを頬張りながら、おばさんが言った。オレンジだけが果物じゃない (文学の冒険シリーズ)Jeanette Winterson 岸本 佐知子 国書刊行会 2002-07売り上げランキング : 251669Amazonで詳しく見…

発達障害の子どもたち/杉山登志郎

【購入数】★★★★★★ 杉山先生の勤める病院の児童発達外来はなんと新患3年待ち・・・だそうです。発達障害の子どもたち (講談社現代新書 1922)杉山 登志郎講談社 2007-12-19売り上げランキング : 16Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 脳科学と発達障害―ここ…

早く昔になればいい/久世光彦

オフェリア・コンプレックスというかロマンチックな狂女信仰というか。作者得意のモチーフによる長編幻想小説。早く昔になればいい (新潮文庫)久世 光彦 新潮社 1998-11売り上げランキング : 196033Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 昭和幻燈館 (中公文…

「モード性格」論/サトウタツヤ 渡邊芳之

「モード性格」については終わりの方でちょこっと。性格についての一般向け概説書。血液型性格批判とか、ラベリングとか。「モード性格」論―心理学のかしこい使い方サトウ タツヤ 渡邊 芳之 紀伊國屋書店 2005-11売り上げランキング : 110580Amazonで詳しく…

フロイトのドキュメンタリー(仏語)

http://spinescent.blogspot.com/2008/05/sigmund-freud-et-la-psychanalyse.html