2010-08-25から1日間の記事一覧

ひきこもりを中心にした時評 「ひきこもりから見た未来/斎藤環」

ひきこもりから見た未来斎藤 環 毎日新聞社 2010-06-29売り上げランキング : 91649Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 博士の奇妙な成熟 サブカルチャーと社会精神病理 社会的ひきこもり―終わらない思春期 (PHP新書) 父として考える (生活人新書) 家族の…

08月24日のつぶやき

22:54 [MM登録] 〈死の欲動〉と現代思想 http://bit.ly/a5cbl0 22:50 アメリカのアマゾンだったら発売予定本もがんがんヒットするのに。 22:48 [MM登録] マンガけもの道 まんだらけ中野店副店長の珍作発掘探訪 http://bit.ly/9xmGEL 22:45 パイディアのドス…

読んでも心配になるだけでは 「良い子の心が壊れるとき/山登敬之」

良い子のこころが壊れるとき (こころライブラリーイラスト版)山登 敬之 講談社 2010-05-29売り上げランキング : 93922Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 家庭で無理なく楽しくできる生活・学習課題46―自閉症の子どものためのABA基本プログラム (学研のヒ…

漱石の被害妄想の考察「吾輩は猫である」の謎/長山靖生

『吾輩は猫である』を題材にしたうんちく本。病跡学的には統合失調症とか診断されることが多い漱石だが、その根拠とされる過敏なまでの探偵恐怖。もちろん『猫』にも探偵への嫌悪感は描かれているのだけれど、そこには現実的な根拠があるのではないか、とい…

誤配とホモソーシャルで読み解くケータイ小説論 「ケータイ小説は文学か/石原千秋」

ケータイ小説のあらすじを読むのがつらかったです。ケータイ小説は文学か (ちくまプリマー新書)石原 千秋 筑摩書房 2008-06売り上げランキング : 217963Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち ケータイ小説…

「アドラーの思い出/G.J.マナスター」

アドラー自身は結構愛すべき人だと思います。お金のことばっかり考えている精神分析家よりずっと親しみが持てます。アドラーはスコットランドを娘と共同の講演旅行中に亡くなったのですが、娘さんは一人で講演を続けました。これはきっとアドラーだったらそ…