2012-06-17から1日間の記事一覧

06月16日のつぶやき

23:37 さすがに気持ち悪くなってきた。 23:37 フローベールの父親は解剖医で、フローベールは子どもの頃よく解剖教室で遊んだ。 23:20 こんなものもらいたくないよ! 医師&博物学者マリーニのナポレオン3世への贈答品。脳、血液、単純、肝臓、肺を固めて作…

「ブラック会社で出会ったモンスター社員たち/高橋咲太郎」

献本頂いた本です。いわゆるブラック企業の不動産会社の法律関係の部署に勤める著者が会社と社員のとんでもない言動を書き連ねる裏話的な本です。 そういう方面にご興味がある方はどうぞ。ブラック会社で出会ったモンスター社員たち高橋 咲太郎 彩図社 2012-…

「廃墟チェルノブイリ/中筋純」

はからずも世界最大規模の廃墟となってしまったチェルノブイリ。他の廃墟本と違ってもう言葉はいらない、って感じ。 そういえば今、彼の地ウクライナでユーロ2012が開催されているっけ・・・。廃墟チェルノブイリ Revelations of Chernobyl中筋 純 二見書房 …

「千里眼事件―科学とオカルトの明治日本/長山靖生」

鈴木光司が「リング」で山村貞子の母親のモデルにした「千里眼」御船千鶴子、長尾郁子を巡るスキャンダルの経過。テレパシーの歴史について知りたくて読んだけれど、千里眼事件を日本の閉塞した状況と結びつける筆者の論調はちょっと狭すぎかなと思う。テレ…

「同人音楽とその周辺: 新世紀の振源をめぐる技術・制度・概念/井手口彰典」

ボーカロイド関連書籍なので読んでみました。タイトル通り論文的考察でちょっと堅苦しく、同人音楽の魅力を知りたかった自分とはミスマッチでした。 まあ大学の紀要とかに書いた文章とかだったら仕方ないかな・・・。同人音楽とその周辺: 新世紀の振源をめぐ…

テオドール・リップスの「感情移入」

エンパシーの元概念として哲学者・心理学者テオドール・リップスの「感情移入」が引き合いに出されるんだけど、これはぼくらが普通思い浮かべるような「感情移入」とは全然違うものも含んでいる。リップスの「心理学原論」の「幾何学的錯視」の項に次のよう…

「廃墟、その光と影/田中 昭二 中筋 純」

鉱山・バラード・タルコフスキー系の美しい廃墟に、映像監督である田中氏のポエジーが添えられています。写真は「廃墟本」シリーズの中筋純さんですけど、ライターの違いで随分違うものになりますね。軍艦島で、そこで生まれた女性と島を巡るなんてなんかほ…