奈良大学のメッド・ハフシさんによるビオンの入門書。著者は日本集団精神療法学会でもご活躍です。
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20年前まで、日本では、Bionはほとんど知られていなかった。その理由としては、原本の翻訳もまだ出ていなかったし、入門書も、総説も存在しなかったということが挙げられる。→「集団精神療法の基礎」が翻訳されたのは、1973年ですから翻訳書はすでに出ていたわけです。ただ後期の精神分析理論家としてのビオンは確かにほとんど知られていなかったでしょう。
ビオンへの道標 | |
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