青年期心性の臨床/生田孝
聖隷浜松病院の生田先生の論文集です。医師になる前は物理学を修めていたというような個人的な事情が「いのちの電話」の講演で語られています。物理学→精神病理という流れはとてもよくわかる気がします。
また不完全性定理で有名な数学者ゲーデルの病跡学的分析が興味深かったです。かなりの変人であったようですが、晩年には被毒妄想もみられたとのことでした。
青年期心性の臨床―精神病理学の視点から | |
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