あきれた個人情報保護/浜松市立図書館

 今日も城北図書館に行ってきました。浜松市立図書館の新システムに関する続報です。


 予約確保メールには、個人情報保護のため今後書名等は記載いたしません。
 図書館に対して、個人情報保護に関する苦情がいくつかあったので、個人名、書名を記載するのはやめたそうです。苦情の数を聞いてみましたが、統計は取っていないそうです。その苦情の内容を聞いてみたところ、
・家族が同じメール・アドレスを使っていると何を借りたかがわかってしまう。(それは家族内の情報保護の問題では。まず、家族が別のアドレスを使ってほしい・・)
・字数が多いと情報量がかかる。(・・・)
 ということで図書館の個人情報保護とは何の関係もないことが判明しました。図書館に対してはまた改めて抗議をしたいと思います。

 また県立図書館の書籍を相互貸借で借りたら、相互貸借の書籍は2階のレファランスに返却するようにという紙が挟まっていて、これにも抗議しました。
 中央図書館では市立図書館の書籍でも、相互貸借の本でも一度に返却できたのです。変更の理由を尋ねると本来は相互貸借の本はレファランス窓口で貸し借りをするけれども、中央図書館ではひとつの窓口で対応していたとのこと。1階の窓口で返却するのは不可能なのか尋ねたところ、明確な返答はありませんでした。
 今日、実際に県立図書館の本を返却しましたが、返却窓口は派遣社員の方のようで、特に文句を言われることもなく、他の本と一緒に返却できました。
 相互貸借のシステムについては、県内の他の市立図書館は市立図書館の書籍と同じという扱い、県立図書館の書籍は市立図書館の書籍とは別に20冊借りられてるという混同しやすい状況であったので、今までも職員の方は把握されていないことが多く、自分から職員の人に教えると言うことが何回もありました。まあ、相互貸借する人の絶対数が少ないのだろうと思って、それほど腹も立たなかったのですが、やっぱり利用者のフィードバックが少ないことが、今回のような利用者の立場を考えないシステムの変更につながるかと思い、苦情をいわなかったことをやや後悔しました。
 一度だけ利用者からの要望アンケートに、サーバーの書籍情報を翌日更新ではなくて、リアルタイムにしてほしいと投書し、これは今回のシステム変更でかなえられたのですが・・・