家族面接のすすめ方/L・ボスコロ G・チキン L・ホフマン P・ペン

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内容(「BOOK」データベースより)
本書は、ミラノ派による家族面接の記録をもとに、著名な二人の家族療法家リン・ホフマンとペギー・ペンが、各場面ごとに「その家族にどのような仮説を立てたか」「なぜそのような質問をしたか」「他の質問をしたら家族はどう答えたか」「どのような介入が提案されたか」「なぜその介入が決定されたのか」といった質問をし、ボスコロとチキンがそれに答え、相互に意見を交換するという形で、その家族面接技法の実際の姿とその根底にある治療哲学を詳細に示したものである。ミラノ派のシステミック家族療法は、家族はもちろんのこと治療者自身もその中に含めた治療システムを前提とするシステム論的家族療法の到達点であり、またその後のポスト・モダニズムへの発展を導く基礎ともなっている。家族のもつ力を活性化させ、家族が自ら問題を解決し、行動変容を遂げることができるように援助する円環的質問法や介入法など、魅力的で効率的な治療技法の実際の姿が、視点を異にした著者たちによって徹底的に討論された。

内容(「MARC」データベースより)
ミラノ派による家族面接の記録をもとに、その技法の実際の姿とその根底にある治療哲学を詳細に提示。家族の持つ力を活性化させ、家族が自ら問題を解決し、行動変容を遂げることができるようにする効率的治療法を討論する。

目次
本書はいかにして作成されたか
序論 精神分析からシステム論へ
第一部 泣き虫坊や
第二部 秘密を持つ家族
第三部 アノレキシアのお店
第四部 お母さんから離れられなくなった女の子

 家族臨床ミラノ派四人が分裂した男性二人のミラノ・アソシエイツの家族療法のビデオを見ながら、ホフマンが質問していくというシステミックな構造の事例集。
 第二部「秘密を持つ家族」で近親姦を行った父親に対するセラピストの態度にさすがにホフマンも疑義を示している。時代背景もあるが、これがミラノ派がいう中立的であるということなのだろうか。
 しかし面接間隔が一年何て信じられない。

  • P.4 ギアンフランコ → ジアンフランコ
  • P.8 ホスマン → ホフマン
  • P.16 口論 → 論争
  • P.18 マンガ化された小さな老人 → マンガに出てくるような
  • P.249 いらっいますか → いらっしゃいますか
  • P.268 称賛 → 賞賛

家族面接のすすめ方―ミラノ派システミック療法の実際
家族面接のすすめ方―ミラノ派システミック療法の実際ルイジ ボスコロ リン ホフマン ギアンフランコ チキン

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