アクスライン流のチャイルド・センタードのプレイセラピーの包括的な入門書。最初は入門書かと思って気を抜いて読んでたら、最初の事例がいきなり死にゆく子どもへのプレイセラピーで気が引き締まった。大学院の頃にはプレイセラピーやっていたんだけど、結構何もわからずにやっていた。本当はこの本にあるみたいにプレイルームに置くものからしていろいろ考える必要があったなあと反省。
私、ゲリー・ランドレスについて
遊びの意味
プレイセラピーの歴史と発展
子どもたちとは
子ども中心プレイセラピー
プレイセラピスト
プレイルームとプレイ道具
プレイセラピーにおける親の役割
関係性の始まり―子どものための時間
促進的な応答とは
治療的な制限設定
典型的な問題とその対応
プレイセラピーの諸問題
短期集中プレイセラピー
プレイセラピーの中の子どもたち
治療的なプロセスと終結の決定
親子療法―子どもと親の関係性トレーニング(親のためのCPR)
翻訳もわかりやすいけど、会話がとても子どもとのものと思えないのが難点。
だけど良い本。遊戯療法の入門書としてはファースト・チョイス?
プレイセラピー―関係性の営み | |
ゲリー L.ランドレス 角野 善宏 日本評論社 2007-06 売り上げランキング : 128591 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 こんなとき私はどうしてきたか (シリーズケアをひらく) 虐待を受けた子どものプレイセラピー 遊戯療法―子どもの成長と発達の支援 新・臨床心理士になるために[平成19年版] 遊戯療法の研究 |